経験者が語る!バンクーバーに留学するメリットデメリット
どうも、たびごとブログのたくとこです。
今回は私自身がカナダ・バンクーバーに留学していた時に感じたメリットデメリットについてお伝えしていきます。
私は大学3年時に休学を決意し、カナダ・バンクーバーに一年間留学に行きました。正直休学を決意するまでは非常に悩みました。卒業は一年遅れてしまうし、就活にも影響が出るのではないかとたくさんの不安がありました。
しかし、実際にバンクーバーに留学をして本当に良かったと思います。後悔は何ひとつしていません。
そこで私が実際に留学をして感じたバンクーバーに留学するメリットデメリットについて体験談を交えながらお話いたします!
目次
1.メリット
1.1 多文化交流を楽しめる
カナダは移民国家と言われているだけあり、たくさんの移民がいます。
次の画像を見て下さい。
これはブリティシュコロンビア州における移民の割合です。
中国、インド、フィリピン、韓国とアジア系が割合を占めています。
特に中国は圧倒的ですね。そのため北米有数規模のチャイナタウンがあります。
またコリアタウンもあるおかげで日系の食材を買うこともできるので日本人にとっては大きなメリットになるのではないでしょうか。
アジア系の移民だけではなくヨーロッパから来た留学生もたくさんいました。
そのため文化が違う人と関わる機会が必然的に増えます。
多文化交流は自分の視野を広めてくれたり考え方に大きな影響を与えてくれるのでぜひ積極的に文化の違う方々と交流をしてください。
正直私は留学に行くまで中国人や韓国人は反日で怖いというイメージを持っていました。しかし、実際に交流をしてみると全くそんなことはなく親友のように接してくれました。この経験を通して自分の個体概念で物事とらえるのは非常に哀れであることを学ぶことが出来ました。
1.2 英語学習に最適な環境
カナダの英語は非常に綺麗でアメリカ英語を中学生から学んできた私たちにとっては比較的聞き取りやすいです。逆にイギリス英語やオーストラリア英語は聞き取るのが苦手でした。
また、語学学校や留学生向けの専門学校なども数多くあるため選択肢が豊富です。特にバンクーバーは語学学校激戦区なのでどんどん新しい学校が出来たり新しい講師が来たりと入れ替わりが激しいことがあります。そのため必然的に教育レベルが上がっていきます。
質のいい授業を受けたい場合はバンクーバー留学はおすすめです!
1.3 住みやすい都市
北米で住みやすい街ランキングNo.1を連続獲得し続けているバンクーバー。自然と都会がいい感じに融合していて私は非常に住みやすいと感じました。
特にアウトドアが好きな方には向いています。ビーチも近くにあり公園も至る所にあります。また、アクティビティが盛んなのでやりたい意思と体力があればいつでも参加できます。夏なんかはよくレンタカーを借りてキャンプに行っていました。美味しい自然の空気に包まれて木漏れ日の下で飲むコーヒーは格別ですw
私はスノーボードをやるので冬なんかも最高でした!ダウンタウンから大きなゲレンデまでバスで30分ほどで行けます。しかも雪の質もいいし景色も最高だしもう褒めちぎりたいぐらいですw
1.4 治安が比較的良い
他の国々と比べる比較的治安がいいです。しかし、日本と比べてはいけません。日本は治安が良すぎますw アメリカよりはマシ程度だと思ってください。
スリや置き引きなどは普通にありますし、ダウンタウンには非常に危険なエリアがあります。バンクーバーに行ったことがある方はご存知だと思います。そこはHasting Streetです。ドラック中毒者がウロウロしています。近くに行くと雰囲気ガラッと変わり夜になるとまじでウォーキングデッドの世界ですw ドラック中毒者が意味の分からない奇声を発しながら徘徊しています。日本にはこんな場所ないのでショックを受けてのを覆えています。
私の友人が間違えて夜中に歩いてしまったことがあり、肩をぶつけられ何回も喧嘩を売られたそうです。まだそれで済んでよかったなと思います。
「バンクーバー 治安」と調べるともっと詳細な場所や他にも注意するべきことが書かれているので、もしバンクーバー留学に行く方はしっかり調べてから渡航してください。間違っても日本にいる時と同じ感覚で行動しないこと。常に自分は外国にいるということを忘れないでくださいね。
1.5 世界各国の料理が食べれる
先ほども記述した通りカナダは移民国家です。そのため様々な国の名物レストランがあります。
ギリシャ料理からタイ料理、もちろん日本料理も多くあります。ラーメンとか日本と変わらないクオリティでしたw ちなみにラーメンはめちゃめちゃ人気でいっつも混んでます。少し高いですが日本のラーメンの味が恋しくなったらぜひ立ち寄ってみてくださいw
1.6 交通機関が充実している
ブリティッシュコロンビア内であればバスと電車で基本的にはどこにでも行けます。さすがに日本ほどではありませんが不便をしないレベルです。
スカイトレインという路線がありダウンタウンから田舎町までブリティッシュコロンビア内なら移動が可能です。また各駅からバスが出ているので大抵の場所は交通機関を利用して行くことが出来ます。まあ時間は結構かかってしまうんですが車の免許を持っていない方や留学生には非常に便利です。
しかも3分置きとかに電車が来るので山手線ばりに早いですw
よく海外の交通網はすぐ遅れるとか言われていますが、バンクーバーではそんなことはなかったです。
1.7 フレンドリーで親切な人が多い
これは人によると思いますが、比較的フレンドリーで親切な方が多かった印象です。
ここで私がカナダ人親切だなーって感じた出来事を書きます。
カナダのバスって現金で払う場合ちょうど払わないとお釣が返って来ません。このシステムどうにかしろよとずっと思っていますがw
そして田舎町からバスに乗る時に気づいたのですが20ドル札しか持ってませんでした。そこで私は小銭がないので仕方ないすよね的なことをバス運転手に言ったところ他の乗客に大声で「この中に5ドル札持っているお客様はいませんかー!」と映画のCAばりに叫んでくれました。
そうするとなんとバスにいた乗客のほとんどが5ドル札を自分に差し出してくれました。一瞬にして自分の20ドル札は5ドル札4枚に両替することが出来ました。これは本当に驚いたしなんか感動しましたw Thank You連呼しました。
2.デメリット
2.1 天候がよろしくない
一年の半分が雨なんじゃないかってぐらい降りますw
レインクーバーと呼ばれているぐらいですからね。
実際のところ10月から~2月が雨季になるため3分の1程度なんでしょうけど4か月ぐらいほぼ毎日どんよりした天気が続くと気分的にも萎えてしまいます。まあ1か月ぐらいで私は慣れましたけどw
バンクーバーに住んでいる方はもう慣れているためか基本的にみんな傘を差しません。マウンテンパーカーのフードなどをよく被ってますね。あまり日本みたいにがっつり傘を差している人を見たことがありません。まああの人たち基本手ぶらで出掛けるしなあ。
ただ夏はカラッとしてて非常に過ごしやすいです!日も長く21時頃まで明るかったりするので学校が終わった後や仕事が終わった後にのんびりビーチで過ごしたりBBQしたりと最高の日々を送ることが可能です。一生この天候で生きていきたいと真剣に思うことが多々ありましたw
2.2 物価すべてが高い
ダウンタウンで家を借りるとなると人とシェアをして自分の部屋はリビングみたいな物件でも月々600ドルとかします。マジ高すぎて笑えないです。
少し郊外に住めば家賃を抑えることは可能です。ホームステイをする場合は相場700~900ドルぐらいですね。私はずっと700ドルでホームステイをしていました。
外食もチップ払わないといけないので結構高いです。基本的に10ドルは行きますね絶対。私はホームステイだったのでなるべく家で食べるようにしてました。
まあ日本と比べるすべてが高いということを頭に置いといてください。
2.3 手続きに時間がかかる
なにをするにも結構待ちます。Visaの更新や国際運転免許証の発行などにも結構時間がかかります。仕事が遅いのかマイペースすぎるのか本当に謎なんですが、日本と比べると基本的に倍ぐらいはかかりますね。
こればかりは自分がどうにかして解決できる問題ではないので忍耐力をつけるしかないと思いますw
まとめ
以上がバンクーバー留学におけるメリットデメリットです。
書き出してみたら意外とデメリットが思いつかなかったので、やっぱり住みやすい街だったんだなーと再認識することが出来ました。
留学をしようか悩んでいるそこのあなた!是非バンクーバーを留学先に考えてみてください。自然が好きな方なら特におすすめですよ!